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Author:ロングテーラー
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ロングテール研究所
誰も知らないお奨め映画『ロングテールムービー』を発掘する【ロングテール研究所】
             
ロングテール研究所では、採り上げる作品を以下の様にロングテール度とお奨め度の二つの指標で紹介しています。お奨めでない作品は、基本的に取り上げないつもりです。

ロングテール度:★(誰もが知っている)、★★(殆どの人が聞いたことがある)、★★★(聞いた事があるような・・・)、★★★★(知っている人はめったにいない)、★★★★★(誰も知らない)  ・・・サンプルはこちら

お奨め度:★(もしご興味があれば)、★★(お奨め、でも人によっては・・・?)、★★★(観る価値あります)、★★★★(機会があれば是非!)、★★★★★(探してでも観て!)


「アサルト13・要塞警察」 残念なリメイク
一昨日、日曜洋画劇場で「アサルト13・要塞警察」を観ました。この作品は、このブログでも紹介した、ジョン・カーペンターの「要塞警察」をリメイクしたもの。イーサン・ホークとローレンス・フィッシュバーンが出演しています。わりと評判が良かったので期待して観たのですが、もう一つの出来でした。リメイクである事を割り引いて、ただのアクション映画だと思って観ても、ほめられた出来ではありません。

ということで今回は、ロングテール度とお奨め度の評価はなしです。

(以下、この映画のネタばれがあります)

カーペンター版「要塞警察」の長所は、襲ってくるギャングを、感情を持たないエイリアンみたいに描いたことだと思います。それだけに、ギャングたちがサイレンサーつきのライフルで、次々に襲ってくるシーンは、不気味な迫力に満ちていました。たとえ人間の形をしていても、こいつらとはとってもコミュニケーションが成立しないな、と思わせるものがありました。それは、オリジナル作品冒頭の、あのアイスクリーム屋のシーンからしてそうです。だいたいこのシーンって、どんなホラー映画のどんなコワイシーンを持ってきても、太刀打ちできないくらいコワイんじゃないでしょうか?

それに対して今回の「アサルト13」ですが、襲ってくる敵役が理性を持った人間として描かれてしまっています。いろいろあっても、最後は人間同士。話せばわかるよ、と思わせてしまうのです。その分、たとえどんなに強くっても、不気味さはありませんでした。

今回の設定では、13分署を襲う集団の正体は、悪事の証拠隠滅を図る武装した警官なのです。いかにもアクションシーンの必然性を作り上げるための、ちょっとひねった設定って感じですよね。

では、単純なアクション映画としてどうかというと、これもあまり感心しません。アクションシーンの整理がきちんとついていなくて、理解できないところが多いのです。アクションシーンに肝心な、空間的位置関係もうまく整理されていません。そのうえ、クライマックスシーンが、なぜかいきなり森の中になっているのです。え?ここって、たしかデトロイトのダウンタウンだったよね?ここだけ別の映画をもってきて繋げてしまったみたい。木に竹をついだようです。

TV放映にあわせて大胆なカットがあったのかもしれませんが、とにかく、頭をひねることだらけの映画でした。

テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

シドニー・ポラック監督、逝去
シドニー・ポラック監督が、癌のためロスアンジェルスの自宅で逝去されました。73歳でした。
ポラック監督といえば、70年代、80年代を中心に名作を生み出した映画作家ですので、私も思い入れのある監督です。代表作には以下のものがあります。


  • ひとりぼっちの青春(1969年)
  • 追憶(1973年)
  • コンドル(1975年)
  • トッツィー(1982年)
  • 愛と哀しみの果て(1985年)


ジェーン・フォンダと組んだ「ひとりぼっちの青春」など、このブログでもいつか採り上げたいと思っていました。後年は、プロデューサーとしても活躍。「推定無罪」「コールドマウンテン」「フィクサー」などを生み出しました。また、俳優としても活躍し、このブログでも採り上げた「アイズ・ワイド・シャット」などにも出演していました。

ご冥福をお祈りします。
ポケットチーフの使いかた 〜 「ベニスに死す」
DIV.jpg ルキノ・ビスコンティ監督の名作「ベニスに死す」については、書かねばならないことが山ほどあると思います。でも、今回はそれにはふれません。

ちょっと変わった視点からこの映画についてふれてみようと思います。というのは、ポケットチーフの使いかたについて。

わたしがこの映画の中で気になっているのが、主人公のダーク・ボガードが、ホテルの晩餐会に出る仕度をするシーンでの、ポケットチーフの使いかたについてなのです。


[READ MORE...]