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「泳ぐひと」 イチ押しのロングテール・ムービーhttp://longtailer.blog96.fc2.com/blog-entry-22.html">「泳ぐひと」 イチ押しのロングテール・ムービー
誰も知らないお奨め映画『ロングテールムービー』を発掘する【ロングテール研究所】
    
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「泳ぐひと」 イチ押しのロングテール・ムービー
今まで出し渋っていたのですが、いよいよ本命を出します。実はこのブログを立ち上げようと思い立ったとき、頭にあったのがこの映画なのです。フランク・ベリー監督、バート・ランカスター主演。「泳ぐひと」

ロングテール度:★★★★★
お奨め度:★★★★★

映画ファンでも、あまり観た事のある人はいないんじゃないでしょうか。名前だけは聞いたことあると言う人もいるかもしれません。それ程、地味で忘れ去られた作品です。だからと言って、面白くないかというとそんな事はありません。

私も昔から「泳ぐひと」という映画があることは知っていたのですが、観る機会もなかったし、見ようとも思いませんでした。肝心の物語ですが、バート・ランカスター扮するネッドが、朝日をあびて森の中からいきなり現われます。なぜか海水パンツ一丁です。そこはネッドの友人の邸宅の広い庭のようです。上流階級です。夜通しのパーティーが終わったところらしく、ネッドの友人たちは次々に帰って行き、ネッド一人が取り残されます。どうやらネッドは、パーティーの帰り際をわきまえない男のようです。そこで、ネッドはふと思いつきます。この屋敷から自分の家までを、友人の屋敷づたいに帰ることにしよう。そして全ての屋敷のプールで泳ぐ事にしようと・・・・・・。

この物語どう思います?もう引いてしまったでしょうか?

私は引きました。なんじゃこの話は、と思いました。意味分からん。何で友人の家づたいに帰らなきゃならないのか?(そもそもそんな事ありえるのか?)なんでいちいちプールで泳がなきゃならんのか?いったいそれの何が面白いのか?
どうやらこれは風刺劇の様です。そう言うと、面倒くさそうな映画に思われるかも知れませんが、ご心配なく。風刺劇と言われると、つい何が何を風刺しているのか読み取らなきゃならん、かったるいなあって思いますよね。でも心配しないでください。風刺劇なんか忘れて結構です。

この映画の内容は、前に書いたとおり、全編、ネッドが友人の家のプールを泳いでいくだけなのですが、なぜか退屈しません。それどころか、この映画には一種の緊張感が全編を貫いています。始めは微妙で気づかないのですが、友人の家のプールが進むにつれて、次第に映画の空気がおかしくなって行きます。しかし、観ている観客には何がおかしいのか分かりません。そのくせ、緊張感だけがラストに向けて高まって行くのです。そして、映画の最後にネッドを待ち受けていた真相は……。

何と言うか、SF的とでも言えるような、深い絶望の淵に観客は放り込まれます。この映画が狙っていたのはこれだったのか、と気づかされます。後悔してももう遅いです。そんな観客を冷たく放り出して、映画は終わってしまいます。この映画が公開されたのは1969年。彼女とデートで観に来た観客もいたことでしょう。映画が終わった後のデートはどうなってしまったのでしょうか?映画館からの帰り道、おそらく一言の会話もなかったでしょうね。

そんな映画は観たくないですか?何が悲しくって映画を観てそんな思いを味わわなきゃならないのでしょうか?

わたしは、こういうどん底に叩き込まれる気持ちこそ、映画が味わわせてくれる究極の美味のひとつだと思っています。どんなホラー映画も敵わない、究極の恐怖です。二三日もどって来れなくなります。

ここまで言っても、まだこの映画が観たいとおっしゃるあなた。今ではDVDも出ているようです。どうぞ覚悟を決めて御覧になってください。ここまで言っておいて何ですが、なるべくこの映画は予備知識なしに観ることをお奨めします。あまりWebで検索などしない方がいいですよ。アマゾンのレビューも見ないでくださいね。

では、映画史上稀にみる純粋なる絶望をお楽しみください。


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テーマ:名作映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

こんにちは。
コメントをありがとうございました。
『泳ぐ人』は知らなかったのですが、すごく興味をそそられる映画です。
繰り返される出会いの中で自分をどんどん掘り下げていくという映画には
『バタフライエフェクト』も含まれるかもしれません。
何か忘れがたい映画でした。
わたしはハッピーエンドが好きなのですがアンハッピー映画は
見たときの衝撃が強くて何度もあれこれ考えてしまいます。
また遊びによらせてください。
【2008/03/20 07:16】 URL | white_zinnia(penpen) #ZNkQllYk [ 編集]


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【2008/03/20 20:44】 URL | みんな の プロフィール #- [ 編集]


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【2008/03/20 20:52】 URL | さくらPaPa ≡Slow lif #yjwl.vYI [ 編集]

white_zinnia(penpen)さま
コメントありがとうございます。

「バタフライ・エフェクト」という映画は、残念ながら観ておりません。これは数年前に公開されたSFだったでしょうか?違っていたらすみません。
このブログは、ロングテール・ムービーをコンセプトに、誰も知らない面白い映画を集めています。もしお奨めの映画があれば、ご紹介いただけると嬉しいです。
【2008/03/20 21:51】 URL | ロングテーラー #- [ 編集]

さくらPaPaさま
ブログ拝見させていただきました。これからもよろしくお願いします。
【2008/03/20 21:57】 URL | ロングテーラー #- [ 編集]

凄い。
こんばんは( ´∀`) 3時間前にみました! 心の中に変な何かが残って、忘れられません・・・あまりに気になって 検索してしましました! つづく。
【2008/12/06 19:02】 URL | もーもー #- [ 編集]


つづき。(途中でごめんなさい。)

さっきケーブルテレビでみました! 1週間前にガイド誌で「友人宅のプールを泳ぎ渡りながら家に向かう」 とコメントを見ただけで 強烈に惹かれました。掲載されていた写真では まともな男性の水着姿があったので、余計わくわくしました。 まともな人と話の内容の不条理感のギャップがたまらず 妙にそそられました。 私は変わっているし、変わっているものも大好きです。 
  でも そんな私が見ても よくわからない衝撃が強い作品でした。 風刺映画とは最後までわかりませんでした。 妙なことだらけの作品で、検索せずにいられませんでした。見た後にお昼寝をしましたが 最後のシーンが頭と胸に焼け付いて、夢にまで出てきました(笑)  これを作った人は凄いですね。観客に 妙な感覚をこんなに味合わせて 最後は
どん底気分にさせて( ´∀`)・・・  
 管理人さんが【デートでこれを見た人は帰り無言に・・】って書いてあって 笑っちゃいました。  実は 私、肝心の最初5分だけ見逃しました・・  いきなり海パンで現れるシーンが見ものだったのに残念・・  彼と一緒にみましたが 最後に二人で 一瞬無言の後に 吠えてしまいました【なんじゃい これはっっ】   
 そーとー仲の良い人と見ないと辛いかも・・  反対に趣味に合えば 盛りあがり 一生忘れられない映画となるかも・・。

ちなみに母親に【泳ぐひと って興味深い映画がやるよ。内容は プールを泳ぎ渡って帰るんだよ。ずっと 泳ぎ続けるんだよ】 と話したら  どん引きで 【全く一切興味ない】と否定されました・・。

あ、前の方が書いていた【バタフライ エフェクト】も強烈で忘れられない作品です。映画はあまり見ない私ですが ここを覗いて 2つも好きなタイトルを発見して うれしかったです。

彼が起きたら ここをみせてあげます! あと アマゾンの解説もみてきます!
一人で違和感と衝撃をかかえていたので たすかりました( ´∀`)   ☆☆
【2008/12/06 19:28】 URL | もーもー #- [ 編集]


もどってきちゃいました( ´∀`) アマゾンみてきました。

なんだか 高尚な感想や風刺解説がたくさんでした。

私には【上流階級の風刺】とかより 自己の崩壊や狂気を感じさせ、全く異なるジャンルですが【ファイト クラブ】を連想させました。  
 
ていうか 理屈抜きに 凄い創造性だなぁ  衝撃だよ衝撃って 感じです( ´∀`)

でももう1回みたら 意見がかわるのかもしれません。 
【2008/12/06 19:51】 URL | もーもー #- [ 編集]


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