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「映画の構造分析」 映画から現代思想を学ぶ?http://longtailer.blog96.fc2.com/blog-entry-27.html">「映画の構造分析」 映画から現代思想を学ぶ?
誰も知らないお奨め映画『ロングテールムービー』を発掘する【ロングテール研究所】
    
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「映画の構造分析」 映画から現代思想を学ぶ?
映画というものには、色々な娯しみ方があります。たとえば、年間のベスト10を選ぶとか。アカデミー賞の予想とか。わたしがこのブログでやっているような、映画をお奨めして娯しむなんていうのも一つの方法でしょう。

このように、映画それ自体を観て娯しむ他に、既に観た映画を材料にして新たに楽しみが拡がっていくというのも映画の特徴のひとつでしょう。観て娯しむ事が映画の一時利用だとしたら、それを材料にさらに娯しみを拡げることは、映画の二次利用と言えるかもしれません。

さてその様な映画の二次利用の中に、「批評」というものがあります。映画評論家のように、それを職業にしてしまった人もいます。さてこの映画批評ですが、単なるお奨めと批評は、やはり似て非なるもので、批評と言うからにはもう少し襟を正して接しなければならないといった、ある種の威厳が感じられるように思われます。

しかし、そういった堅苦しい解釈はひとまず捨てて、ここでは「批評」と言うものを、映画の二次利用、すなわち材料としての映画を使って、さらに面白い著作物を作り上げるエンターテインメント(と言うか芸ですね!)として捉えたいと思います。プロの作った「批評」を娯しむというのもよし。過去に観た映画を材料に、自分だけの「批評」を作り上げるといった娯しみ方もありでしょう。

むろん、あの小難しい「批評」を娯しもうと言うのですから、受身では駄目です。観て楽しめればいいという一観客の立場を一歩踏み出す覚悟が必要になります。芸のありなしも問われます。

このような、映画批評を娯しんでしまおうという時のガイドブックになるのが、今回ご紹介する「映画の構造分析」(内田 樹)という本です。



ロングテール度:★★★
お奨め度:★★★

右手にヒッチコック、左手にラカンと書かれているように、現代思想の面から映画を捉えた本です。著者は、映画を通して現代思想を学べるように心掛けたと言っています。また学術的厳密性とユーザーフレンドリーの調和を重視した。志は高く、腰は低く、とも言っています。

この本に出てくる、「エイリアン」の構造分析などは、まさに著者の芸が感じられて大変面白い。これを読むと、つい真似してみたくなります。「エイリアン」を観ているときは、怒涛のストーリー展開に圧倒されて、ついついどこかに押しやられていたのですが、著者に指摘されると、「そういえばあの映画、変なところあったよなあ」「観ているときに、一瞬変だって確かに思ったのに、無理やりな展開に押されて忘れていたよなあ」と思わずにはいられません。

この本は、そういったあれやこれやを快刀乱麻を断つのごとく、まるで推理小説のように見事に分析するカタルシスに溢れています。

まあ、中にはちょっとやり過ぎかなと思うような部分もありますが、映画にはこう云った娯しみ方もあるという事を教えてくれる本です。

今回この本を紹介することにより、映画自体が娯しみなのだから、映画批評だって娯しめないわけがないと言ってみたかったのです。
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