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「悪魔のいけにえ」 今や古典の風格のゲテモノ映画http://longtailer.blog96.fc2.com/blog-entry-44.html">「悪魔のいけにえ」 今や古典の風格のゲテモノ映画
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「悪魔のいけにえ」 今や古典の風格のゲテモノ映画
やっぱりそう来たか、と思われたでしょうか。トビー・フーパー監督、「悪魔のいけにえ」です。

この映画が公開されたのは1974年。この年の洋画は、「燃えよドラゴン」、「エクソシスト」、「エマニュエル夫人」などの話題作が目白押しで、その陰に隠れてひっそり公開されたB級映画です。公開当時はヒットしたわけでもありません。当時、わたしが観たときは、三本立ての中の一本としてでした。ちなみに他の二本は、「ハイクライム」と「マジェスティック」。今となっては存在すら消えてしまった映画です。「悪魔のいけにえ」は、すっかり有名な作品になってしまいましたが、公開当時に見ている人は少ないのではないかと思います。

内容はいまさら言うまでもありません。よくぞここまで残虐でグロテスクなシーンを詰め込んだものだと思うような映画です。またグロテスクなだけでなく、生理的にちょっとといったシーンもあります。例えば、殺人者に追われて逃げ込んだ部屋がなぜか鶏の羽根だらけで、逃げ込んだ拍子にその羽根が部屋中に舞い散るところなんか、観ていてウッと来てしまいます。

一見、ありえなさそうな話なのですが、全編に奇妙なリアリティがあって、なんだか現実の記録映画を見せられたような感じがします。出ている人たちも、犠牲者たちも殺人者たちも併せて、俳優なのか素人(で本当にその世界の人なのか)分からない感じです。他の映画で見かけたこともないし、何者だったんでしょうか。特に、映画の冒頭でヒッチハイカーをしていた、長髪で自分の手のひらをナイフで切り裂いて喜んでいた危ない奴なんか、とうてい俳優とは思えませんが。

この映画の独自性は、健全でないこと、だと思います。残虐性やグロテスクで、この映画以上の作品はいくらでもあると思います。「悪魔のいけにえ」が他の作品から際立っている点は、残虐さにあるのではなく、まさに不健全さにあるのではないでしょうか。観てしまった後、これはまずいものを観てしまった、観なければ良かったと後悔させる点。ついに俺も一線を越えてしまったなあと観たものに思わせる点において傑出した作品だと思います。

だから、この映画を観たとき、監督のトビー・フーパーってやつは、おそらくとんでもない奴に違いないと思いました。監督なんかやっているけど、本当は犯罪者で、そのうちシャロン・テート事件みたいなのを起こすに違いないとか信じていました。俳優もあわせて犯罪者のお仲間で、それがどういうわけか映画なんかを作ってしまったのだと思いました。それが、数年後にはスピルバーグと組んで、「ポルターガイスト」みたいな健全な娯楽大作をつくったりするもんだから、はあ~、何なんだよと力が脱けたものです。

奇妙な運命のめぐりあわせで、すっかりメジャーになってしまたこのゲテモノ映画。思えば、アメリカン・ニューシネマ終焉のあの時代の空気を湛えた、70年代を代表する一本なのかもしれません。

ロングテール度:★★
お奨め度:★★★★



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