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「大いなる西部」 ウィリアム・ワイラー監督の西部劇http://longtailer.blog96.fc2.com/blog-entry-65.html">「大いなる西部」 ウィリアム・ワイラー監督の西部劇
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「大いなる西部」 ウィリアム・ワイラー監督の西部劇
私が始めてみた西部劇が、この「大いなる西部」でした。中学生のとき、テレビの洋画劇場で観ました。とても感動して、西部劇ってなんて面白いんだろうって思ったものです。これに味を沁め、次々と西部劇を見たのですが、どうも腑に落ちません。中学生のわたしの眼には、「大いなる西部」と他の西部劇は、目指すところのまったく違う、相容れないドラマに映ったのです。

今にして思えばよくわかります。「大いなる西部」は西部劇ではなく、よくも悪くもウィリアム・ワイラーのドラマだったのです。

そんな想い出もあって、「大いなる西部」は大好きな映画の一つです。ウィリアム・ワイラー監督作品の中でも、一番好きです。

ソール・バスがデザインした駅馬車のタイトルバックにジェームス・モロスの有名な音楽がかぶさるだけで、思わずわくわくしてきます。詩情溢れる美しい撮影で、大いなる西部をとうとうと謳い上げていきます。

この作品が西部劇ではなく、文化の衝突を描いたドラマだという事は、開巻すぐに分かります。駅馬車から降りてきたのは、英国紳士然とした東部野郎、グレゴリー・ペックでした。さっそく東部野郎は、英国風帽子のことで西部の荒くれ者に揶揄われます。ペックは、テキサスの大農場主テリル少佐の娘婿に迎え入れられ、西部の地へ足を踏み入れるのですが、農場につく直前、テリル少佐の宿敵、ヘネシー一家から荒っぽい歓迎を受ける事になるのです。ペックの英国風帽子は、暴漢に奪われ、空高く投げ上げられた上、拳銃で何発も撃たれます(しかし、穴は開かない)。やがてこの帽子は、両家の間のプライドの問題へと発展し、西部式の返礼として、ヘネシー一家の人狩りへと発展していきます。

登場人物は、みな個性豊かで、大小様々な対立が輻輳してドラマを盛り上げていく傑れた脚本。とにかく観れば即座にのめり込む、非常に面白いドラマになっているのです。

しかし、西部劇として観てしまうと、この映画は相当変わっています。まず全編、西部対東部という対立の図式で出来上がっているのですが、西部が旧い、頑固、愚かといったネガティブな印象で語られるのに対し、東部は進歩、優秀、正義といった常にポジティブなイメージで語られるのです。

グレゴリー・ペック演じる主人公も、(中学生のときは思わなかったのですが)今観るとちょっとやなやつです。何をやっても常に正しい主人公。なんだか横から入ってきて、愚かな西部人を横目で見ながら、美味しいところを全て一人でかっさらって行くようなんです。どうも少し、上から見下ろしているような感じなんですね。そう見えるのは私のひがみでしょうか。常に正しくて、絶対に逸脱しない男。実際に身近にいたら、鬱陶しそうです。

西部劇のベストテンを選ぶと、たいてい「大いなる西部」は二位か三位に選ばれますが、けっして一位には選ばれません。ジョン・フォードを差し置いて、ウィリアム・ワイラーに一位に座らせるわけにはいかないという事でしょうか。映画としては非常に優れているけど、西部劇ファンには、どうも今ひとつ納得できないところが残る作品なのでしょうね。(色々書いていますが、私としては大好きな映画です)

ロングテール度:★★★
お奨め度:★★★★★




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