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Author:ロングテーラー
職業:会社員
家族:妻、子供(二人)
趣味:映画、小説、裁判

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ロングテール研究所
誰も知らないお奨め映画『ロングテールムービー』を発掘する【ロングテール研究所】
             
ロングテール研究所では、採り上げる作品を以下の様にロングテール度とお奨め度の二つの指標で紹介しています。お奨めでない作品は、基本的に取り上げないつもりです。

ロングテール度:★(誰もが知っている)、★★(殆どの人が聞いたことがある)、★★★(聞いた事があるような・・・)、★★★★(知っている人はめったにいない)、★★★★★(誰も知らない)  ・・・サンプルはこちら

お奨め度:★(もしご興味があれば)、★★(お奨め、でも人によっては・・・?)、★★★(観る価値あります)、★★★★(機会があれば是非!)、★★★★★(探してでも観て!)


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「巨大生物図鑑」 男の子なら眼を見張る!迫力の図鑑
わたしが、インターネットって凄いなあと、本当に実感したのは、amazonで、デイビッド・ピーターズの「巨大生物図鑑」を注文したときでした。

この図鑑、何年も前に、書店で一度だけ手にとって見た事がありました。そのとき、その美しくも迫力のあるイラストにため息がでたものでした。しかし値段が4000円と、即断で購入するには高すぎる金額だったのです。その日は諦めて帰ったのですが、以後、二度とその本を眼にすることはできませんでした。

月日はながれ、インターネットというものが普及するようになり、アマゾンというネット上の巨大書店が現われます。わたしが一番に検索してみたのが、この図鑑でした。数秒後、何年も前に一度だけ眼にしたあの表紙が目の前に現われたのです!

ロングテール度:★★★★★
お奨め度:★★★★★

どこかで見た椎名誠の選ぶ、十冊の本の中にもこの本が入っていました。

とにかく巨大な生き物というものは、大きいというそれだけで素直にすごいと感動できるものです。全てのページに同じ縮尺で、ジョギングしている男女が描かれているのがさらに迫力を増しています。海の生物のページでは、ジョギングの代わりにこのふたりがシュノーケルを付けて泳いでくれています。

値段は高いですが、一度買えば一生のお宝になるような図鑑です。

面白いのは、この日本版、どうみても子供向けの本として企画されているようなのです。たとえば、史上最大のサメであるカルカロドンは「大ザメ」という身も蓋もない名前がついています(他に「巨大トンボ」「巨大コンドル」などもあります)。むろん、学名や詳しい解説なども付いているのですが、子供向けなのか大人向けなのかどっちつかずで笑えます。(内容的には完全に大人向けだと思います)




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「アメリカを震撼させた夜」 面白いTVムービー
これもジョセフ・サージェント監督の作品ですが、今度はTVムービーです。「アメリカを震撼させた夜」とは、オーソン・ウェルズがラジオドラマでH.G.ウェルズの「宇宙戦争」を放送した1938年のある夜のこと。オーソン・ウェルズが、ラジオの音楽番組中に入った臨時ニュースという演出で、火星人の襲撃を放送したところ、全米の視聴者が本気にしてしまい大騒動になったという有名な話です。このTVムービーは、この夜を再現したドラマ。ポール・シェナーという俳優が若き日のウェルズを演じています。

ロングテール度:★★★★★
お奨め度:★★★

わたしは、NHKが放送した時に見ました。1970年代だったと思います。とても面白かった記憶があります。この作品では、ラジオ放送するオーソン・ウェルズらと、その番組を聴いている何組かの視聴者を交互に映し出すという構成をとっています。

特に面白かったのが、着陸した宇宙船の扉が開いて火星人が登場するところ。このシーンを音で表現しようとしたウェルズは、直径10センチくらいのガラスの広口ビンをトイレの便器の中に半分ほど沈め、ビンの蓋をゆっくりと廻して開きます。蓋がビンに抹れる音が水の中で反響して、宇宙船の重い扉がギーと軋みながら開くような音に聴こえるのです。そしてタイミングを見計らって隣立っていたアシスタントが、金属製のゴミ箱の蓋をガシャーンと床に落とし、宇宙船の蓋が落ちた音を出します。このシーンで、ウェルズは、まさにしてやったりという笑みを見せます。

その後、本当に宇宙人が攻めてきたと勘違いした人々が、大騒ぎ。中には森の中の貯水槽を宇宙船と勘違いして鉄砲で撃つ人まで出てきます。人々のパニックに驚いたウェルズらは、放送中に、これがラジオドラマであるというコメントを何回か入れますが、ドラマを中止する事は無く、結局最後まで放送を終えます。放送を無事(全然無事ではないですが)終えたオーソン・ウェルズが、放送が引き起こした騒動に一切関知せず、コートを翻して颯爽とひとりで帰って行くシーンが脳裏に残っています。

思えば長閑な時代です。今の日本でこれをやったら、どれだけマスコミにつるし上げられるでしょうか。ホリエモンどころの騒ぎじゃないでしょうね。また、リアリティを出すためにフィクションを現実の中に取り込む手法は、今公開中の「クローバーフィールド」などに通じる所がありそうです。


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テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

「マジック」 5分間、ファッツを黙らせろ!
アンソニー・ホプキンス主演の「マジック」です。わたしにとっては、ホプキンスというと、この映画の印象が強かったため、ハンニバル・レクターを演じたときは、彼も年取ったなあと思いました。それほど、この映画のホプキンスは若々しいです。この映画といい、「羊たちの沈黙」といい、ホプキンスと言う人は、サイコスリラーに縁があるんですね。

ロングテール度:★★★★★
お奨め度:★★★

売れないマジシャンのホプキンスは、あるとき、腹話術とマジックを組み合わせることを思いつき、一気に大スターになります。しかし、彼が腹話術に使った人形のファッツが、次第に人格を持つようになり、ホプキンスとファッツは互いが無ければ生きられないダブルバインドのような関係になってゆきます。次第に人格が崩壊するホプキンス。彼はステージを引退し、若い頃暮らしていた湖に近い町へと移り住みます。そこで、初恋の女性に再会するのですが・・・・・・。

原作は、ウィリアム・ゴールドマン。「マラソンマン」に続いて発表した小説です。この小説が大傑作。これまで読んだミステリーの中でも、トップ10に入るほど面白い小説なのですが、残念ながら今ではまったく手に入りません。当時、早川書房からハードカバーが出たきりで、その後、文庫化もされず、今では幻の小説になってしまいました。

この映画も、派手さはないですが、水出しコーヒーのようにじっくりと面白さを抽出した大人の為のミステリーです。公開されたのはサイコスリラーが今ほど市民権を受けていない時代だったので、むしろ現在の方がこの映画は受けるのではないかと思います。

次第に人形と同化していくホプキンス。「5分間、ファッツを黙らせろ!」など、心理的にジワーッと怖い場面が多いです。

あと、ホプキンスが初恋のアン・マーグレット相手に見せるのは、「Do As I Do(わたしの真似をしてごらん)」という、トランプマジックの傑作中の傑作。アマチュア・マジシャンでもあるゴールドマンは、この傑作カードマジックを、読心術にアレンジしたトリックを披露してくれます。



◆ 残念ながら、ウィリアム・ゴールドマンの原作小説は、いまでは手に入りそうもありません。


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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

「流れ者」 洒脱なフランス風ギャング映画
フランス映画が続きます。今回は、クロード・ルルーシュ監督の「流れ者」です。ロングテール研究所としては、「男と女」でも「パリのめぐり逢い」でもなく、この映画を選びます。

ロングテール度:★★★★★
お奨め度:★★★

ちょっと説明するのが難しい映画です。クロード・ルルーシュが、遊び心たっぷりに作った、洒脱なギャング映画。語り口が非常に凝っていて、観初めてしばらくは意味が分かりません。映画の中で、時間が縦横無尽に前後し、後になってから、ああそう云うことだったのかと思うシーンがいっぱいです。最近の映画で言うと「パルプ・フィクション」を観たときの感じに近いです。

ちょっと唖然とするような、変わったタイトルバックの映像からして、映画の後半になって、ああそう云う事なのかって思います。

なかなか無いです、こう云う映画。非常に凝っているので、好きな人にはとても楽しめる作品だと思いますよ。

わたしが観たのは二十年以上前なのですが、テレビで二度くらいと五反田の名画座で一回観ました。それでも、物語が複雑なので、正直ストーリーはよく思い出せません。ですが、この映画の全編に流れる、軽いカクテルのような空気と、語り口に翻弄された記憶と、フランシス・レイの音楽はよく覚えています。

やはりアマゾンでもDVDは見つかりませんでした。代わりに、この有名な作品を載せておきます。こちらも大好きな映画で、お奨めです。映像の美しさにはため息が出ます。



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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

「狼は天使の匂い」 ファンタジックなフィルムノワール
1974年のルネ・クレマン作品です。名匠ルネ・クレマンは、「禁じられた遊び」「太陽がいっぱい」をはじめとして名作がいっぱいありますが、ロングテール研究所が取り上げるのは「狼は天使の匂い」です。

ロングテール度:★★★★★
お奨め度:★★★

アマゾンでDVDを探してみましたが、見つかりませんでした。残念ながら、いま観るのは難しいかもしれません。

ジプシーに追われるジャン・ルイ・トランティニャンが、ロバート・ライアンひきいるギャング団に加わるというお話は、いちおうフィルム・ノワールなんでしょうが、どことなくファンタジーの味わいが入っていて、独特の世界を作り上げています。いちおうギャング団で、かなりひどい犯罪をやっているのですが、なんとなく子供が遊んでいるような雰囲気が常につきまとっています。特に、ラストのビー球を賭けて、ジャン・ルイ・トランティニャンとロバート・ライアンが射撃をするところなど、子供のファンタジーの世界そのものです。ジプシーに追われているという設定もどこか幻想的です。

原りょうさんのハードボイルド小説「そして夜は甦る」に、探偵沢崎が尾行者を追って高田馬場の早稲田松竹に入るシーンが出てきます。その時スクリーンに掛かっていたのが、「狼は天使の匂い」でした。フランシス・レイの口笛の音楽に合わせて、消防車の梯子がスルスルと夜を切り裂いて伸びて行く印象的なシーンが出てきます。もちろん、ビー球を賭けて射撃をするラストシーンも描かれています。

映画館の中で三人に捕まり脅迫された沢崎が、「一つだけ訊きたいことがあるんだが---」と云い、「あの俳優は、ロバート・ライアンだった?」と呆ける台詞もいいです。

「早稲田松竹」といい、「狼は天使の匂い」といい、原さんのセンスの良さが際立ちます。



今回はDVDが無いので、原作小説と原さんの名作「そして夜は甦る」です。

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